アスペルガー 感覚過敏
発達障害の症状に感覚過敏があるという事を
息子がアスペルガーのグレーゾーンだと言われて
初めて知りました。
息子の場合・・・
① 味覚が過敏
好き嫌いがひどく、小学校入学までは「好き嫌い」の
言葉では済ませられないレベルでした。
離乳後しばらく白米とうどん位しか食べなくて悩みました。
大きくなってから徐々に食べられる物が増えたけれど
料理の細かい味にこだわります。
そういえば元夫は添加物の味が一切だめで「なんとかの素」や
化学調味料は使用禁止でした。味覚が敏感だったからか
味や匂いの研究が仕事、あくまで私の仮定ですが、
アスペルガーだったとすると究極に特性を生かした
仕事に就いていたんだなと今、思います。
② 水に過敏 手が濡れるのを嫌がる
例えば雨が降った後の車のドアが濡れていると開けられない。
開けるように強くいうって開けさせると
「俺は触れないのに!うわーっ濡れたー」
と、ずっと手を拭いている。
③ 嫌いな音に過敏
ディズニーやAKBなど明るくて夢がある曲が嫌いで、
曲が流れるだけで耳を塞いで「消して!」。
単なる我ままっぽいですが・・・
関係あるかもしれません。
④ 感覚が過敏
首にあたる服はNG、布地の感覚が気にいらないものは
絶対着ない。
ちくちくする制服になれるまで大変でした。
⑤ 光を嫌う
家ではいつもカーテンを閉め、全てのドアも閉まっていないと、
そわそわしています。
窓を開けていると「閉めていい?」と聞いてきます。
赤ちゃんの頃ずっと布団の間に入っていたのも
光や外とのつながりが苦手だからかもしれません。
⑥ 潔癖
必要以上に汚いものに敏感で、気になる物は「これ綺麗?」と
触る前に聞いてきます。(感覚過敏とは異なるかもしれませんが)
歯ブラシは片目でじーっと見てチェックしてから使います。
命にかかわる事ではないけれども、
日々の生活で苦手なものが多いって、
本人は生きづらいだろうなと改めて思います。
「生きてる意味なんて無い。
所栓人間は水素炭素酸素窒素の固まりだ。」
と息子はよく言います。
いきがって言っているだけかもしれませんが普通の子より
楽しい事を楽しいと感じられないのは事実です。
でもそれなりに、人生楽しんで欲しいです。