息子小学校時代②
アスペルガーグレーゾーンでしょうと言われたら普通はショックかもしれません。
でも何故私がほっとしたか、
息子の行動、個性の理由がやっとはっきりしたから、
そして「私の育て方のせい」という自責の呪縛から解放されたからです。
原因が分かったので早速どうしたらよいか、学校の臨床心理士さんに相談したところ、
市の青少年センターに相談してみると良いと聞いたので予約していってみると
そこは学校とは違い、発達障害に詳しい専門の方が対応してくだいました。
「今まで大変でしたね、息子さんの事はお母さんの責任ではないですからね。
これから一緒に考えていきましょう」
涙が溢れてきました。先生とお母様方から白い目で見られ、何度も謝罪に行く日々。
世の中分かって助けてくれる人もいるんだと希望が湧きました。
それから小学校卒業まで月に数回青少年センターに息子は通い、
感情の波や遊ぶ様子を見てもらい、相談にのってもらっていました。
息子も自分が変わっている事に悩んでいたと思うので心強かったと
思います。(告知はしてません)
学校側も「アスペルガーのグレーゾーンで青少年センターに通っている」という
事実があると頭ごなしに怒ったり非難するのではなく、息子がパニックに
なったらクールダウンする空間を用意してくれたりするようになりました。
もし息子と同じような行動などで悩まれている方がいらしたら
専門の知識のある先生にご相談することをお勧めします。
普通級のまま、5年生、6年生は若い女性の先生が担任になりました。
その先生がとても素晴らしく、「〇〇君は生きづらいでしょうね」と
理解してくださり、頻繁に自宅にも来てくださったり・・・
おかげで無事に小学校を卒業することができました。
続く・・・